概要
気になったことベースでre:Inventのまとめ。
re:Inventでのアップデート
コンピュート
EKS on AWS Fargate
EKSのリソースプールとしてFargateが使える夢のあれ
Run Serverless Kubernetes Pods Using Amazon EKS and AWS Fargate
クラメソさんの記事がどんな制約があるのかわかりやすかった
なんとなく「Fargate for EKS」が分かった気になる? ~ いろいろなギモンを調べてみた ~ | Developers.IO
全然制約がないことにびっくり。
Amazon ECS Cluster Auto Scaling
マネージドECS/EC2
ECSとEC2が良い感じに通信しあって現在のタスクの情報(予約されたキャパシティ)をクラスタに反映してくれるようになった。
ついにSNSとLambdaのピタゴラドレイニングクラスタを作らなくて良くなるのか
Amazon ECS Cluster Auto Scaling Now Available
AWS Fargate Spot
Fargateのスポットインスタンス
最大70%の割引。とりあえずオンにしておけば安くなる脳死系神サービス
https://aws.amazon.com/blogs/aws/aws-fargate-spot-now-generally-available/
サーバーレス
API Gateway HTTP API
デプロイも簡単になり、CORSとかOIDCとかプロキシとして使える新しいプラン。
もちろんLambdaを後ろにおける。
まだプレビューだけど東京リージョンでも使えた。
AWS Lambda Provisioned Concurrency
Lambdaのホットスタンバイ
指定した台数Lambdaを事前にプールしておいてくれるので、コールドスタート対策として嬉しい
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2019/12/aws-lambda-announces-provisioned-concurrency/
データストア
Amazon RDS Proxy
LambdaからRDSへアクセスするためのマネージドプロキシ
今までENIを生贄に捧げてRDSへ接続していたため単純にその分のオーバーヘッドで遅くなっていたが、それが解消される。
GCPにおけるCloudSQL Proxy みたいなイメージ。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2019/12/amazon-rds-proxy-available-in-preview/
その他
AWS Identity and Access Management(IAM)Access Analyzer
一部サービスに対して外部からのアクセスを制御する
意図しない外部への公開を制限する事が可能
Amazon Detective
不正検知
Flow Logs, Cloud Trail, GuardDuty のログから不正検知ができるらしいけどGuardDutyがそれじゃなかったっけ、あれ。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2019/12/introducing-amazon-detective/
AWS Wavelength
5G!
2020年からVPCを"Wavelength Zone"ってやつに拡張するだけでできるらしい!神!
Amazon CodeGuru
コードレビューサービス。
CodeCommitだけじゃなくGitHubもサポートされてるけど、Javaしかサポートされてないってね!
Amazon CodeGuru FAQs - Amazon Web Services
Amazon Fraud Detector
不正検知サービス。
偽クレカだけじゃなくて偽アカウント作成まで検知してくれるらしい。もうわけわかんないぞ。MLすごい
Introducing Amazon Fraud Detector - Now in Preview
Amazon Kendra
検索サービス。
Cloud Search の後継ではなさそう。
既存のドキュメント(FAQやマニュアル)に対してクエリをかける用途っぽい。
データソースとしてS3を使用し、将来的にサードパティのSalesforceやDropboxに対応するとのこと。
Amazon Kendra FAQs - Amazon Web Services
re:Invent前のアップデート
コンピュート
Amazon EKSはKubernetesワーカーノードのプロビジョニングと管理のサポートを追加しました
マネージドワーカーノード
AWSがAmazon ECSおよびAWS FargateのログルーターであるFireLensをリリースしました
ログを直接任意の場所(CloudWatch, ES, S3, KFH)に送信できるようになった
Application Load Balancerは、重み付けされたターゲットグループをサポートしました
カナリアリリースがALBでできるようになった
サーバーレス
AWS LambdaがNode.js 12をサポートしました
LTSは2022年の4月まで
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2019/11/aws-lambda-supports-node-js-12/
データストア
Amazon Aurora MySQL 5.7は、サポートされる機能のリストを拡張して、パフォーマンスと管理性を改善しました
Lambdaの呼び出しが可能になった(!?)
その他
AWS CloudFormation がサードパティの対応
サードパティのサービスも管理できるようになった。
ようするにDatadogが管理できるようになった
Now extend AWS CloudFormation to model, provision, and manage third party resources
Amazon CloudWatch ServiceLensが発表されました
CloudWatchの分散トレース
Amazon CloudWatch ServiceLens を使用して高度に分散化されたアプリケーションを視覚化して監視する | Amazon Web Services ブログ
参考
- re:Invent 2019に向けて 2019年11月後半アップデートのまとめ 第一弾 | Amazon Web Services ブログ
- re:Invent 2019に向けて 2019年11月後半アップデートのまとめ 第二弾 | Amazon Web Services ブログ
re:Invent 2019に向けて 2019年11月後半アップデートのまとめ 第三弾 | Amazon Web Services ブログ
- re:Invent 2019 12月2日のまとめ | Amazon Web Services ブログ
- re:Invent 2019 12月3日のまとめ | Amazon Web Services ブログ
- re:Invent 2019 12月4日のまとめ | Amazon Web Services ブログ