y-ohgi's blog

TODO: ここになにかかく

AWS認定試験オフライン体験記

TL;DR

  • オフライン試験に参加してきた体験記です
  • 受けた試験はCloud Practitioner(CLF)です。
  • 5年前に同じ会場で受けたときと試験体験が向上しており感動してブログを執筆しました

概要

主に試験内容ではなくオフライン試験体験(UX)をメインに書きます。
前回同じ会場でAWS SAAを受けたときと比較しかなり試験体験が進化し感動しました。
ざっくりどんな流れで試験を受けるのかについて共有できれば幸いです。

私のスキル感

最近はクラウドを主軸にしたいもののフルスタックが多めかつここ1年はほぼGCPな生活を送っておりました。
また、5年前にSAAの資格を取得済みかつ失効済みです。2年で失効するのかーと思っていたら誰もがAWSに認定を持つ時代になってしまい更新のモチベーションが薄れ更新しませんでした。
CLFを受けるにあたって公式のガイドラインの試験範囲を読み、W-Aを前日に一読し、あとはお祈りすれば良いだろうというスタンスで挑みました。

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動機

Developers IO 2023のDay 1が金曜日の午後からスタートで、月曜日辺りに「午前どうしようかなー」と考えたところがスタートでした。
目黒線沿線に住んでいるため、カンファレンス会場の内幸町の2駅前の田町に試験センターがあり、立地的にちょうど良いので試験を受けよう。という流れです。
AWSの試験は意外と高く(そもそも資格試験を避けてきた人間なので相場は知りませんが)、しかし合格すると次の試験が50%オフという特典があることを知り、であればまずは一番安いCLFを雑に受けに行こうという動機です。貧者の発想です。
また、ここ1年実務ではGCPを触ることのほうが多かったため、SAAに急に挑むことに尻込みしてしまったところは正直あります。

会場選択

試験センターはAWSの試験予約ページから選択し、滞りなく試験申請が行えました。
場所はこちらです。
マテリアル田町PC教室&テストセンター

試験センターが見つからない

下の写真をまず見ていただきたいです。
白と黒の2つのビルがあるように見えますよね(僕にはそうとしか見えませんでした)。
GoogleMapを何度も確認するのですが「場所はあっている、だがしかしここにビルは2つもない・・・」という状況で混乱していまいた。
しかし実はこれは1つのビルで、右側の黒いビルの入口から入ることが正解でした。思い返せば一番の難問だったかもしれません。

ブログ執筆時に気づいたのですが、Webサイト上のアクセスMAPに入り口の写真など丁寧な案内があるので、こちらのテストセンター様を利用する際はこちらを参考にすると良いです。
アクセスMAP | マテリアル田町PC教室&テストセンター

試験の受付

試験会場に付くと、まずは「どの資格試験を受けますか?」と聞かれます。
私の場合、「AWSのCloud Practitionerです」と答え、名前を伝えました。
身分証明証が2つ必要なので、運転免許証と保険証を提示しました。クレジットカードでも問題ないそうです。

その後、署名用紙を渡されるので、現在の時刻と名前を書きます。
次に板タブで署名を行います(久しぶりの板タブで、書いた文字を見るディスプレイもなかったですが、自分の名前なのでスッと書け問題はなかったです)。
最後にカメラで顔写真の撮影があり受付は完了です。

受付完了時にロッカーの鍵を受け取れ、荷物や電子機器をロッカーに格納します。

試験室に入る際にホワイトペーパー(1ページだけのホワイトボード)を受け取り、ホワイトペーパーとロッカーの鍵2つだけの状態でスタッフの方に試験室へ案内をしてもらいました。
このホワイトペーパーは試験用PCの前にペンがあり、何を書いても良いとのことでした。前回無かったもので、嬉しい誤算でした。

試験室

スタッフさんに案内され入った試験室は既に複数人が試験を受けており、その1スペースに案内してもらい、PCを見るとそのままスムーズに試験開始が行える状態になっておりました。
スペースにはPC・キーボード・マウス・ペン・ヘッドフォン・スタッフ呼び出しボタンがありました。

前回の受験時にはPCの上にカメラとディスプレイが有り、ビデオ通話で試験管の方に監視されていましたが、廃止された模様です。個人的にこれがつらかったので一番のUX改善ポイントです。
前回注意されたポイントを何故か思い出したので廃止された現在に不要な情報ですが共有です。 - 下を向く - 考え事をするとき下を向く癖があるのでつらい! - 口元を手で覆う - 考え事をするt(ry を英語で注意されたことを覚えています。

完全に静かな環境かというとNOで、会社が静まったときの空気感に近いものがありました。
人の気配、人のため息、キーボードを叩く音、シームレスに試験室に人に入出があるためドアの音、などなど、気にならないレベルのノイズですし、ヘッドフォンが用意されているため付けて遮音するのも良いのかもしれません。
ヘッドフォンは眼鏡をかけているとメガネフレームに圧がかかるので私は手をかけていないですし、もしかしたら使用できないかもしれないので遮音用途として使用が可能かは確認してください。
TOEICなども扱っている試験センターさんなので、恐らくそちらが本来の用途なのかと思っています。

試験体験

UIが変わっていましたが、英語での問題確認が可能な点は変わっていませんでした。
5年前は翻訳が間に合っていない部分が有り、稀に英文を確認しないと意図がわからない出題もありましたが、今回は全て日本語で走り切ることができました。

新しく「見直し」という機能ができていました。
問題に見直しフラグを立てると、全問回答後に「見直し」フラグを立てた問題のみ問題画面を表示してくれる機能があり、言葉の通り見直しをすることができ、迷った問題を後回しにするなどに使用可能な機能でUXの高さを感じました。

同じことを書きますが、カメラがなくなりUXが最高になりました!
やはり考えるときのポーズを好きに取れるのが最高ですね。今回は頭を抱えたり頬に指を当てたり自由を謳歌できました。
クセやルーチンとしてポーズを取りがちな自分としては、考えを初めたタイミングで英語で注意が飛び集中力を飛ばしていたのでこれだけで何も言うことがありません。最高の試験です。

試験終了

不合格の場合その場で表示され、合格ラインの場合数営業日以内に合否結果が出ます。
例外的にCLFのみ合格/不合格でもその場で表示されます。スコアをその場で確認することはできませんでした。

翌日、AWS 認定アカウントのサイトで確認したところスコア付きのよく見るpdfを取得できました(正直想像よりスコアが低く、次回の試験はもっと勉強をしようというモチベーションに繋がりました)。

受験終了後はホワイトペーパーとロッカーの鍵だけを持って受験室から静かに出ます。
受付でホワイトペーパーを返還し、試験終了の署名を行います。
そのままロッカーに預けた荷物を回収し、鍵を返却して試験終了です。

ちなみにダメ元でホワイトペーパーの写真を撮って良いか確認したのですが、不可とのことでした。
出題範囲をメモっていたのですが、改めて考えるとこういう人間を弾くためですよね。

所感

5年前と比較して全ての面で圧倒的に進化しており、非常に試験体験が向上しており、また受けたいと思える時間でした。